マツダCX-3とデミオの違い
(格安で最良のCX-3を入手する方法)

2016/7: 作成



目次


1. はじめに
2. 相違点
3. 価格
4. 乗り心地
5. まとめ

1. はじめに


本サイトの読者より、CX-3について取り上げてほしい、とのリクエストを頂きました。

  


ご存じの様にCX-3は、デミオのプラットホームを流用していますので、デミオと比較しながらその特徴を探ってみたいと思います。

そして本書の最後に、CX-3を格安で入手する方法をソッとお伝えしたいと思いますので、楽しみにして頂ければと思います。


2. 相違点


前述の通りCX-3はデミオのプラットホームを流用していますので、ホィールベースや室内長も室内幅もほぼ同じ値ですが、SUVテーストを出すため、デミオに対して全長が215mm(5%アップ)、前幅が70mmもアップしています。


CX-3(上)とデミオ(下)の寸法比較

公表はされていませんが、上の側面図から推定するとフロントの延長分は83mm、リアの延長分は132mmになります。

フロントの延長分(83mm)については、鼻づらとチンスポイラーが飛び出しただけでデザイン上の効果しかないのでしょうが、リアの延長分(132mm)については荷室の奥行に少なからず貢献している様です。

これに伴い、当然ながら重量が1,130kg(XD FF AT)から1,260kg(XD FF AT)へと130kg(12%)も増加し、燃費が26.4km/Lから23.0km/Lに13%減少し、最少回転半径が4.7mから5.3m(12%アップ)に増えています。

またCX-3はSUVテーストを出すため、最低地上高が15mmアップして160mmになっています。

これによって、理論上は悪路の走破性が高まるものの、重心が15mm高まるために回転性能は劣る事になるのですが、一般走行においては視線が15mm高まる効果しかないかもしれません。

なおこの最低地上高の15mmアップについては、最後にまた登場しますので、覚えておいて頂ければと思います。


3. 価格


また価格は、デミオの標準モデルが177万円(XD FF AT)だったのに対して、CX-3の標準モデルは237万円(XD FF AT)と、一気に60万円(33%)もアップしています。

通常、同じ種類の工業製品の価格はおおよそ重量に比例するのですが、重量は24%しかアップしていないのに関わらず、価格は30%以上もアップしているのですから、デミオと比べるとCX-3の利益率がいかに大きいかが分かります。

ちなみに最高価格は、デミオ221万円に対してCX-3が302万円と、81万円(36%)のアップになります。

SUVは環境には良くないが、いかに利益率が高いというのがこのCX-3を見ても良く分かります。




4. 乗り心地


以上は車両のキャラクターを考えれば止むを得ない事かもしれませんが、気になるのはCX-3において乗り心地の悪さが指摘されている事です。

ネットの記事を読むと、FFより4WDの方が良いとの指摘もありますが、調べてみる限りどうも原因はタイヤにありそうです。

下の表はCX-3の主要装備表ですが、ご覧頂きます様に廉価モデルであるXDは215/60R16のタイヤを履いているのに対して、それ以外の売れ筋モデルは全て215/50R18の扁平タイヤを履いています。


CX-3の主要装備表

この手のクルマで、タイヤを横変形させるほどのスピードでカーブを駆け抜ける訳でもないのに、扁平率50%のタイヤでは乗り心地が悪くのは当然の事です。


上の図は215/60R16と215/50R18のタイヤの比較ですが、外径はほぼ同じにも関わらず厚み(サイドウォールの高さ)が22mmも異なります。

もしかしたらたったの22mmと思われるかもしれませんが、その影響は大きく、乗った瞬間に誰でもその乗り心地の違いを実感します。

また扁平タイヤを標準で履く場合、サスペンションもそれなりにチューニングされていると思われるでしょうが、サスペンションの役割は路面からの比較的大きくて長い周期の衝撃を吸収するためで、小さくて短い周期の衝撃はどう足掻(あがい)てもタイヤに頼るしかありません。

ちなみにデミオの場合、標準タイヤは185/65R15と185/60R16で、オプションタイヤでも扁平率55%ですので、どれを選んでもCX-3より乗り心地が良いのは間違いありません。


デミオの主要装備表

ついでにお伝えすると、扁平タイヤの先駆けとも言えるピレリP7は、ラリーカーで有名なランチアストラストの強烈なコーナリング特性に合わせて開発されたもので、一般車に50%もの扁平タイヤはどう考えても無駄ですし、無謀でもあります。


扁平タイヤの先駆けとなったピレリP7はランチアストラストのために開発された

恐らくデザイン上の理由からこんな扁平タイヤを採用したのでしょうが、もしCX-3を選ぶのでしたら、扁平率60%のタイヤを履いたXDを選ぶのが間違いなく得策です。


5. まとめ


さて本サイトにおける。マツダCX-3のまとめは以下の通りです。

1. 合理的に考えるのであれば、CX-3より価格が安く、燃費も良く、室内の大きさもほぼ同じで、尚且つ小回りも利くデミオの方が断然お買い得である。

2. ただしそれでもSUVの外観をしたCX-3を購入したいのならば、扁平率60%のタイヤを履いた乗り心地の良いXDが断然お勧めである。


それでは最後に内緒の話をお伝えしましょう。

 
CX-3                      デミオ

上の写真をじっくりご覧下さい。

確かにCX-3の方が一回り大きいのですが、フロントグリルやヘッドライトは非常に良く似ています。 

ですので余り大きな声では言えませんが、デミオの車高を15mm上げて、ナンバープレートをグリルの下に移し、更に下の絵の様にホイールフェンダーとリアピラーを黒く塗れば、一番安いCX-3が入手できるかもしれません。


ホイールフェンダーとリアピラーを黒く塗ったデミオ(上)とCX-3(下)

ただしそのままでは少し寂しいので、これにデミオSUV(もしくはCX-2)と書いた小さなステッカーを貼れば、もう完璧です。

余談ですが、その昔、貴方のクルマにもたった500円でターボが付きますとの宣伝文句で、大人気のターボステッカーがありました。


その昔、猫も杓子も付けていたターボステッカー

いかがでしょうか?

環境にも懐にも優しいSUVは、これしかありません。



CX-3とデミオの違い


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