スペアナを使用した
盗聴器/盗撮器の発見方法

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はじめに


スペクトラムアナライザ(以降スペアナと呼ぶ)とは、周波数毎に電圧或いは電力値を表示する装置です。

           
                スペクトラムアナライザ

通常は主に電気製品から発生する電波の強さを測定するのに使用しますが、盗聴電波の探査にも使えます。

ただし短所と長所がありますので、ここではスペアナを使って探査する際の注意点を、短所と長所に分けてご説明したいと思います。

【短所】

1)価格
最大の難点は、やはり価格でしょう。

測定できる周波数帯域と精度によって異なりますがが軽く百万円以上しますので、個人の使用は不可能です。

2)取り扱い
また本体自体が重く、且つデリケート(振動/衝撃に弱く)ですので、据え置き型のスペアナを車に積んで持ち歩く事自体、とんでもない事だと言わざるを得ません。

このため現場で使用する盗聴探査においては、当然ながら携帯用を使用するべきです。

3)操作性
操作自体もマニュアルも難解なので、これを購入して直ぐに使用できる訳ではないのですが、新品を購入すれば最低限の使用方法はメーカより説明して貰えると思います。

ただし中古品を購入した業者ですと、勝手な操作を行なってそれらしく見せているかもしれません。

なお本来ですと、このクラスの機材は定期的にスペアナとアンテナの校正を実施するのですが、単純に盗聴電波を探索するだけですので、そこまでは必要ないと言えます。

更に言うと、厳密に電波の出力値を読み取る必要もないので、PC等を使用したもう少し簡易的なスペアナでも問題なく使用可能です。

4)知識
スペアナは当然ながら盗聴器以外の電波も多数拾いますので、この切り分けがスペアナの操作以上の知識と経験が必要になります。

また専門知識さえあれば、スペアナを操作する事で、電波毎に変調方式も判別する事ができますので、いずれにしろ専門知識がなければ全くの宝の持ち腐れになります。

【長所】

前記しました様に、スペアナはスペアナに接続したアンテナに、どれくらい強い電波がどの周波数で入力されているかを、人目で分かる様に表示してくれますので、これをキャリアを積んだ専門家が見れば現地における電波の状況を瞬時に把握する事がでいます。

ただしこれ(上記)は、盗聴電波を探す側のメリットなのですが、本機を使った場合の最大のメリットは、実は依頼者(顧客)側にあります。

その一点目は、現地の電波状況を業者の言葉だけでなく、依頼者がビジュアル的に且つ客観的に把握できる事です。

二点目は、電波の状況をチャートとして記録(プリント)できますので、後々になって盗聴器が発見された場合の業者との協議の資料として使う事ができます。

【結論】

①一般の方がスペアナを使うのは、非現実的。

②業者がスペアナを使う場合、分かり易い記録が残る事から、依頼者側に大きなメリットがある。

③キャリアを積んだ専門家がスペアナを使用しなければ、宝の持ち腐れとなる。

             


なお業者選別方法についても、もし宜しければご覧下さい。




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