小学生でも分かるトルクと馬力の話 
(本当に早いクルマとは?)


 6. トルクと加速度の関係
  6-1. トルクから加速度を計算する方法
  6-2. ニュートンの第2法則
  6-3. クルマの加速度の求め方1
  6-4. クルマの加速度の求め方2
  6-5. GT-Rの加速度を計算する
  6-6. 加速度計算の応用編
  6-7. 加速度計算のまとめ
  6-8. 加速を良くするには
  6-9. 0-100km/hタイムの罠(2017/4/6:追加)

第6章:トルクと加速度の関係
(ニュートンの第2法則を使って、トルクから加速度を求める)


6-1. トルクから加速度を計算する方法


以前馬力を元にクルマのスピードを計算してみましたので、 今度はトルクを元に加速度を計算で求めてみましょう。

加速度を計算で求めるとなると、何やら難しい計算式が出る様に思われるかもしれませんが、実はこの方がもっと簡単なのです。

それこそ、小学生でもできます。




6-2. ニュートンの第2法則


基本の式は、リンゴで有名なニュートンの第2法則です。

力(フォース)=質量×加速度


上の式が何を意味するかと言うと、リンゴに重力が働いて下に落ちると習ったかもしれませんが、正確にはこうです。

リンゴの質量に加速度が加わる事で、重さとしての力を感じる。




これをもう少し詳しく述べると、上の図にあるリンゴが地面に落ちるのは、リンゴに重力(地面に引く力)が掛っているためで、その重力(重さ)はリンゴの質量に加速度(重力加速度)を掛けると求められるという訳です。

ここで質量とは、リンゴの色や形と同じ様なもので、それ自体には重さはありませんが、この質量に加速度が掛って初めて重さが生じるという訳です。

これに気が付いたニュートンは本当にスゴイと思います。

もしこのときニュートンがそれに気が付かなかったら、私たちはまだ農耕生活を送っていたかもしれません。

と普段はこれでオシマイなのですが、この式にはもう一つ別の深い意味があります。


上記はリンゴと重力の垂直な関係でしたが、これを横(水平)にしてリンゴ に力を掛けると、リンゴはどんどん加速しながら転がっていく事を表しています。

リンゴを指で押せば、転がっていくのと同じです。

ただし感覚と少し違うのは、同じスピード(等速)コロコロで転がっていくのではなく、加速しながら転がっている事です。

例えば、リンゴをバネ測りを介して押したとして、バネ測りの指す値を一定にしようとすると、最初はゆっくり歩いていたのに、いつのまにか全力疾走している事で分かって頂けると思います。




第6章: トルクと加速度の関係


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第5章: 走行性能曲線

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6-3. クルマの加速度の求め方1






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