30分で分かる 
妥当な火災保険とは



Issued on Feb. 2013

【目次】
1. はじめに
 1‐1. はじめに

2. 火災保険加入の基本方針


3. 火災保険解説書のワナ
 3‐1. 評価額は時価ではなく新価で算出しましょう
 3‐2. 火災保険は家財にも忘れずに掛けておきましょう
 3‐3. 費用保険にも必ず入っておきましょう
 3‐4. 長期契約は慎重に考えた方が良いでしょう


4. 火災保険の中身

5. 火災保険の詳細
 5‐1. 補償内容
 5‐2. 補償内容のまとめ
 5‐3. 補償対象
 5‐4. 保険金額


6. 火災の発生確率
 6‐1. 火事の発生確率
 6-2. 焼損レベルを考慮した火事の発生確率
 6-3. 出火原因を考慮した火事の発生確率
 6-4. その他の出火原因について

 
7. まとめ

8. おまけ


1. はじめに


普段家事や仕事に追われていると、保険の更新時期が迫ってくると、いつかじっくり調べてみようと思いながら、昔保険会社が勧めたままの契約をずるずる引きずって再契約しているのが実情ではないでしょうか?

それではイカンと思い立って解説本を読んでみても、ネットを検索してみても、要点が今一つ分からず、気が付くと結局は高い保険に誘導されるばかりではないでしょうか?

それもその筈、解説本もネットの記事も、どれも保険会社もしくはその関係者が、自分達が得する様に記述しているからです。

いくつかその例を挙げてみましょう。

①万一の際に保険金だけでは建物を再取得できなくなるので、評価額は時価ではなく新価で算出しましょう。

②万一建物が全焼してしまうと家財も全て揃えなければいけないので、火災保険は建物だけではなく家財にも忘れずに掛けておきましょう。

③災害に伴う思わぬ出費に備えるために、費用保険にも必ず入っておきましょう。

④物価の変動によって評価額も変わるので、長期契約は慎重に考えた方が良いでしょう。


どれも、もっともな話ではありますが、それらを全て叶えていては保険会社が潤う一方で、契約者の生活がみじめになりかねません。

どこかに、この部分の火災保険は不要だ、ここまでが妥当な補償範囲だと、きちんと根拠を示して説明してくれる解説書はないものでしょうか?

そんな中、ふと本サイトに立ち寄られたとしたら、貴方はラッキーです。

本サイトは貴方と同じ立場で/同じ目的を持って、実際に自分で契約するとしたら、いかにすれば妥当で安くできるかを調査して書き上げましたので、お役に立つ情報が盛り沢山だと確信しております。

恐らく30分もあれば全て読めてしまいますので、もし宜しければ最後までお付き合い頂ければ幸いです。


2. 火災保険選択の基本方針


それでは先ず火災保険に入る上での大前提である、火災保険に対するあなたの基本的な立場(方針)を確認しておきましょう。

これを明確にしておかないと、保険会社の言うがままに、ズルズルはまっていく事になります。

あなたは火災保険に対して、以下のどちらを求めますか。

火災保険に求める事
__________|__________
|                    |
理想                    現実
そうあってほしいと思う          無理なく要求に
最高の状態                合致する状態


どなたも補償の手厚い理想通りの保険に入りたいのは人情ですが、そうなると当然月々の保険料が高くなるので、”理想”より”現実”を優先されるのは間違いないと思います。

平たく言えば、いたずらに理想を追い求めない、とここまでは良いですよね。

なぜならば、理想通りの契約をできる方は、このサイトを見ずに保険代理店に直行されているからです。

問題は次です。

現実を優先するとしても、いずれどこかであなたが望む保険内容とそのための保険料とのギャップが生じます。

例えば、あなたはなんとしても保険料を年間1万円以内にしたいと思っているのですが、あなたの望む保険内容だと保険料は3万円にもなってしまいます。

としますと、あなたは保険金と保険料のどちらを優先しますか?


優先するのは?
__________|__________
|                    |
保険内容                  保険料


なかなか難しい質問なので即答は難しいと思いますが、それぞれの保険の項目について個々に判断したいというのが一般的ではないでしょうか?

それで良いと思うのですが、ですが1点お願いしたい事があります。

今の時点で、火災保険のために1年間でいくらまでなら出せますか?

後々必要になりますので、大雑把で構いませんから、必ず以下の表の中から許容できる金額を選んでおいて下さい。

1千円 2千円 3千円 5千円 1万円 2万円 5万円
1万2千円 2万4千円 3万6千円 6万円 12万円 24万円 60万円


なおここで大事なのは、年間でいくらかという事です。

よく保険会社の広告で月々いくら(あるいは1日でコーヒー何杯分)と謳いますが、これは掛け金が少なく見せる常套手段です。

例えばですが、月々たったの3千円と言われるのと、年間36000円と言われるのでは、随分印象が違う様に思いませんか?

更に月々たったの3千円でも、例えば30年間払ったとしたら、何と108万円も支払う事になるのです。

108万円あればちょっとしたリフォームが可能です。

保険料は常に年間ベースで考え、更にそれを長期間支払ったらいくらになるかを必ず把握しておく必要があります。




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3. 火災保険解説書のワナ





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